whitening
ホワイトニングとは、ホワイトニング剤を歯の表面に塗って色素を落としたり、歯の中にある色素を分解して歯を明るくし、歯を白くすることです。 ホワイトニングはかつては歯を削ってセラミックをかぶせたり、差し歯にすることでしか歯を白くできなかったのですが、新しい技術で自分の歯を白くすることが可能になりました。
ホワイトニングには大きく分けると「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2つの方法があります。
また、当院では「ビヨンドホワイトニングシステム」を取り入れております。「ビヨンドホワイトニングシステム」はアメリカで生まれた本格的なホワイトニングシステムです。短期間で完了し、痛みの少ないホワイトニングです。
オフィスホワイトニングとは、歯科医院でホワイトニングを行う方法です。高濃度の薬液を使用し、さらにレーザーなどを当てて薬剤の効果を高めるため、短期間で歯を白く出来ますが、一度で希望の白さにならない場合には数回通院する必要があります。
また、オフィスホワイトニングは短期間で歯を白くすることが出来るというメリットがある反面、短期間で色の後戻りが起こりやすいというデメリットもあります。
来院されたらまずカウンセリング、お口の中の資料を取ります。
ホワイトニングは、歯の表面の状態により効果に影響がでます。例えば、タバコのヤニや歯石着色が付いていると効果がでにくい場合があります。これを取り除いてから（方法として歯石除去、PMTCを行います）ホワイトニングを行うことが最適です。
歯石を取り歯を綺麗な状態にします｡（1〜2回行います）
歯石を取り綺麗になった状態の写真を撮り、色の確認をしてからホワイトニングへ。
最後にフッ素塗布をして、術後説明などで約1時間。
1回目より1～2週間後、2回目を行います。
写真を撮り色を確認後、ホワイトニングへ。
最後に再度、歯の表面を磨き、フッ素コーティングし施術完了後の歯の色の診断を行い、写真を撮って終わりです。
ホームホワイトニングとは歯の型を取り、ホワイトニング用のマウスピースを作り、その中にホワイトニング剤を入れて、ご自宅で白くする方法です。
お口の中をチェックし、カウンセリングを行います。このときに濃度とタイプを決定します。
歯の型を採り、マウスピースを作製します。
日中または就寝中にマウスピースを装着し、ホワイトニングを行います。
回数によって自分の希望の白さまで白くする事が可能です。
数ヶ月に1〜2回程度、メンテナンスのためのホームホワイトニングを行い白さをキープします。
※元の歯の色や状態によって、白さには個人差があります。
約1時間のホワイトニングを終えて思いつくのはコーヒーや紅茶、またはタバコで一息……
オフィスホワイトニングを行った後、歯の表面を覆っているのは被膜（ペリクル）は剥がれた状態になっているため、歯の内部も通常時より着色物質を吸収しやすくなっています。再び被膜が歯を覆うまでの24時間はもっとも再着色が起こりやすい時間です。
ホワイトニング後（被膜が再生するまでの24時間）は色の濃い食べ物、飲み物は控えて下さい。
※ホワイトニング後の再着色は、その人の生活習慣、ライフスタイルにより全く異なります。一般的に初めてのホワイトニングの場合は再着色しやすいようです。もし、気になる場合は、もう一度ホワイトニングを行うか、ホームブリーチング（お家でするホワイトニング）と合わせてすると良いでしょう。